複数の成功者(駅長経験者)からのアドバイスを受け取ることができるサービス

複数の成功者(駅長経験者)からのアドバイスを受け取ることができるサービス

全国には1,230ヵ所を超える道の駅が存在しています。各地域の個性を活かし、観光・防災・産業振興など多様な役割を担っている道の駅ですが、その一方で「どこから手をつけて良いか分からない」「真似してみたけどうまくいかない」という悩みを抱える自治体が後を絶ちません。

その背景にあるのは、道の駅に関する体系的なノウハウや“生きたデータ”の不足。つまり、「成功例はあっても、なぜ成功したのか」「自分たちの地域にも当てはまるのか」が見えにくいのです。

私たちは、これまで17年以上にわたり全国800ヵ所以上の道の駅を現地取材し、駅長をはじめとする関係者と直接対話を重ねてきました。このフィールドワークの積み重ねが、他にはないリアルな知見と全国規模のネットワークを生み出しています。

そして今、私たちはこうしたネットワークを最大限に活かし、「複数の成功駅長から直接アドバイスが受けられる」独自のコンサルティングサービスを提供しています。


見るべきは「森」と「木」——全体像と現場の両面から設計する

道の駅のコンサルティングというと、全国の統計データを用いて全体像(森)を描くアプローチ、もしくは特定の成功事例(木)を紹介する手法のどちらかに偏りがちです。しかし、それだけでは「自分たちの地域にはどう当てはまるのか」が分かりづらく、計画と現場にギャップが生まれてしまいます。

私たちは、まず統計・現地調査に基づいて、地域ごとに最適な道の駅の姿を構想する「森の視点」を提示します。そのうえで、実際に成果を上げている道の駅を選定し、現場で成果を出してきた駅長の「木の視点」を融合させ、より具体的で再現性のあるアドバイスを提供します。


成功駅長の知見を“現場に呼び込む”という発想

私たちの最大の強みは、全国800駅以上を取材してきたからこそ築けた「成功駅長たちとの信頼関係」です。このネットワークを活用し、次のような支援体制を構築しています。

  • 類似条件の成功駅を選定(立地・人口・交通量・産品など)
  • 該当駅の駅長にコンサルタントとして協力を依頼
  • ご希望の自治体にて、駅長を招いた現地勉強会・視察・実地指導を実施
  • 逆に、自治体職員や関係者が成功駅を訪れ、現場でのヒアリングやバックヤード見学も実施

このように、「成功駅長たちが語るリアルな体験」を学び、「現場で再現するための実地支援」が得られる仕組みを用意しています。

たとえば、ある地域では「小規模農産物直売所しかない地域だから難しい」とされていた計画が、同じような立地条件で成功している駅長の話を聞いたことで一気に方向性が明確になり、農家との連携スキームや加工品の導入などに成功した事例があります。


コンサルティングの流れ

私たちの道の駅コンサルティングは、以下のようなステップで進行します。

STEP1:現地調査とヒアリング

まず、私たち自身が現地に足を運び、自治体の担当者や地域のキーパーソン(農家、商工会、観光協会など)へのヒアリングを実施。地域特性・課題・希望を把握します。

STEP2:ベンチマーク駅の選定

全国800駅の取材データをもとに、「地理条件」「人口構成」「流通構造」「観光資源」「地元産品」などの観点から、類似した成功事例を3〜5駅ピックアップします。

STEP3:駅長ネットワークとのマッチング

ピックアップした成功駅の中で、実際に現地で成果を上げている駅長たちにご協力を依頼。スケジュール調整のうえ、勉強会やオンライン会議、現地視察を組み立てます。

STEP4:勉強会・現地指導

成功駅長が自治体を訪問し、リアルな体験談や課題克服の工夫などを共有。さらに、私たちと共同で現地を歩き、改善点やポテンシャルをその場で提案します。

STEP5:最適な道の駅モデルの構築

こうした学びと対話を通じて、最終的には地域の「らしさ」と「実現可能性」を両立させたオリジナルの道の駅モデルを策定します。


なぜ「成功駅長の声」が有効なのか?

教科書的な理論や机上のシミュレーションでは、地域の課題に真正面から向き合うことはできません。成功している道の駅も、最初から順風満帆だったわけではなく、トライ&エラーや地域の反発、資金不足など多くの課題を乗り越えてきました。

そんな「生きた知識」を持っているのが、現場で奮闘してきた駅長たちです。

✔︎「なぜこのレイアウトにしたのか」
✔︎「地元商工会との信頼関係をどう築いたか」
✔︎「収益の柱になった事業の裏側」
✔︎「最初にやっておけばよかったこと」

こうした話を直接聞き、その場で質疑応答できることが、どれほど貴重で実践的か。参加した自治体の多くが、「視界が一気に晴れた」と驚きを口にします。


成功する道の駅は「地域との対話」でできている

道の駅は単なる建物や売り場ではありません。地域の資源・人材・文化が結びついてこそ、意味を持ちます。だからこそ、どこかの成功モデルを“そのまま”持ち込んでもうまくいかないのです。

私たちは、「この地域にしかできない道の駅」をつくるために、地域との対話を重ね、最もふさわしい形を一緒に考えていきます。その過程において、第三者の視点だけでなく、現場を知る駅長たちの声を加えることが、成功への最短ルートだと確信しています。


最後に:ご担当者様へ

道の駅づくりは、地域の未来を左右する重要な事業です。計画段階での判断ミスや準備不足は、後の修正が困難になる可能性もあります。

「何から始めれば良いか分からない」
「既存の計画に不安を感じている」
「他地域の成功事例を学びたい」

そんなお悩みをお持ちの自治体ご担当者様へ。
私たちのコンサルティングは、机上の理論ではなく、800以上の現場で積み重ねたリアルな知見と、全国の駅長たちの実体験を融合させた、実践的かつ伴走型の支援です。

まずは一度、お気軽にご相談ください。
地域の“らしさ”を活かした、後悔のない道の駅づくりを、一緒に始めてみませんか?

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カンパーニュが、得意(事業内容)としていることです。
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